汚泥の堆肥化

工場から排出される汚水は浄化処理の過程にて有機汚泥が発生します。この有機汚泥は浄化に必要な微生物の死骸の集まりであり、植物の栄養となる窒素やリンを多く含みます。
有機汚泥そのままでは産業廃棄物として処理することになりますが、ナンチクではコンポストし、肥料にしています。
「コンポスト」とは生ごみや浄化槽汚泥などの有機物を、微生物の働きによって発酵分解させ、堆肥にするもので一般家庭での生ゴミ処理機と同様の仕組みとなっています。
有機汚泥を肥料化することで、産業廃棄物=ごみ の量が減ることによりCO₂削減、また再利用・リサイクルの面では循環型社会への取り組みの一つと考えています。