浄化槽の点検、管理

工場排水には脂や血液といった有機物など様々な物質が含まれており、そのまま河川などに放流すると水質汚濁や汚染の原因となります。
そのためナンチクでは、工場内の処理施設にて排水中に含まれる汚染物質を、好気性微生物により分解・吸着・浄化して放流しています。このように微生物の状態を人間がうまく調整しながら、管理・活用して浄水する方法を活性汚泥法といいます。
また、8系統の2段曝気方式を採用しており、工場から出る排水に対して十分な浄水能力を有しています。保守点検や清掃等の維持管理はもちろんのこと、浄化が正常に機能しているか毎日チェックを行い、水環境の保全に取り組んでいます。水の大切さを常に感じながら業務にあたっています。