HACCP等の衛生管理

HACCPとは、食中毒菌汚染や異物混入、アレルゲン等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。
ナンチクでは、1999年に牛処理施設へのHACCPシステム導入を始めとして、各工場にHACCPを取り入れ、「安心・安全・高品質の食肉供給」を実践し、常に安心で確かな製品づくりに取り組んでいます。牛処理施設及び豚処理施設では、諸外国の輸出認定も取得しており、定期的な厚生局査察や海外査察が行われるなど、HACCPシステムの定期的な検証を受けています。
また、HACCPシステムの基盤となる一般衛生管理の徹底のため、定期的な製品検査及び製品の製造工程の環境検査の実施、衛生講習会の開催などを行い、全従業員が安心安全を意識して製品づくりに取り組んでいます。

本取り組みにより、つくる責任、つかう責任を全うし、安心安全な製品を製造することで、すべての人々が健康を維持できるように取り組んでいきます。
また、HACCPシステムによる工程管理を行うことで、不適合品による廃棄の削減につながることも期待されています。

HACCP等の衛生管理